家入一真氏/なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

こんにちは。

高橋央です。

 

本の紹介&感想です。

 

今回ご紹介するのは、

家入一真氏の「なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」です。

 

家入一真氏というと、東京都知事選に出馬していた人、くらいのイメージでしたが、実は「CAMPFIRE」や「BASE」など、いろんなウェブサービスを立ち上げているんですね。

 

僕もここで最近知りました。というのもキングコング西野氏の著書で登場するからです(本はこちら)。また、本書でもキンコン西野氏の話が登場します。

こういう人たちって繋がっているんだなあ。

 

 

で、この「CAMPFIRE」「BASE」、というのが、何かをしたい!っていう人に、非常に強力なツールなんじゃないかと思っております。まだ使ってないんで何も言えないんですが・・・。

 

 

このサービスを簡単に説明すると、

 

「CAMPFIRE」・・・クラウドファンディングサービス=資本を集めるためのサービス。アイデアを提案して、金額とリターンを決めて出資者を募る。

 

「BASE」・・・ネットでお店を開けるサービス。

 

つまり、「CAMPFIRE」で物を作って、「BASE」で売るっていうのができる。

あとは、アイデア次第。

 

何をしようかねぇ。

 

 

 

 

いきなりですが、

「自分はどんな生き方をしたいか?」っていう問いに対してみなさんは何て答えますか?

 

・大企業でバリバリ働いて、お金を稼ぎたい

・ミュージシャンになって世界中で歌を歌いたい

・田舎でのんびり暮らしたい

 

とかとかいろいろあると思う。

 

 

 

正直、この問に対して、俺は答えが出せない。

 

・このまま大企業で働く(倒産しない保証ないよ?)

・起業して自分で仕事をつくる(そんなモチベーションある?うまくいく保証ないよ?)

・パン屋とかお店を始める(資本は?お金は?ノウハウないのにうまくいくの?)

・畑を初めて自給自足(場所は?なんだかんだお金がいるよ?)

 

 

ぶっちゃけ、迷ってばかりいる。

 

 

でも、こうして迷っている人に対して、この本はヒントを与えてくれる。

他の生き方もある、他の生き方をしてもいいって。そういう時代になったよと。

 

それが、小さな経済圏で生きるということ。

 

 

 

本書のp30にも書いてあるんだけど、

正直、もう今の日本の社会って飽和してるように感じる。

もう十分満足してるところに、過剰に理想を煽って、あくせく生きてるって感じがする。

 

資本主義の本質とか、難しいことはよく分からないけど、窮屈な生き方を強いられて、自分で自分の首を絞めてる。

 

経済的、精神的余裕があるならそれでもいい。でも実際、首が絞まってるよ。俺は。

 

凡人の俺がそう思うってことは、同じように感じてる人ってたくさんいると思うんだ。

 

じゃ、どうしたらこの窮屈さから抜け出せるのか。

 

そのヒントが、小さな経済圏を築くこと。

言い換えると小さな社会を築くこと。

 

 

じゃ、社会って何だろう?

社会学的には、二人以上の人間が相互に作用していれば、それは社会なんだってさ。

(教員免許取るための授業内容がこんなところで役に立つとは・・・!)

 

だから、これを今読んでるあなたが、俺に何か働きかけたら、それはもう社会なんだ。

1対1の小さな社会が集まって、大きな社会を作ってる。そう考えたら小さな社会を作るって難しいことじゃないよね?

 

(大きな社会の中では、集団意識とか自己組織化みたいな効果が生まれるとか、流れとかの話は、ちょ、難しいから置いといて!)

 

あとは、自分の幸せのために、どんな社会が必要か考えて、そのためにどんな人と繋がるべきか、繋がるためにはどんな行動を起こすべきか、見えてくると思う。

 

 

この小さな社会って、何がいいかというと、

自分にとっての居場所が確保できることだと思う。

 

家族とか、サークルとか、同期の集まりとか、小さな社会っていう自分の居場所が何個もあるって精神の安定に非常に効果がある。

 

実際に俺自身がそうだったから。

同じような人間があつまることで、「ああ、俺はこれでいいんだ。」って思えて、のびのび生きることができる。気分に合わせて、居場所を変えることもできる。

 

それに、居場所があることで、頑張る活力が生まれることもある。

研究室でしんどくてたまらない時は、サークルの居場所を頼りにしたり、仕事のプレッシャーがしんどいときは彼女を頼りにしたり・・・。

 

 

で、そういう居場所がただあるってだけじゃなくて、その中でお金を循環させて、生きることができたら、楽しそうじゃない?

 

同じ価値観の好きな人同士で、好きなことして、それで暮らせたら何て幸せなんだろう。

 

まあ、理想論って言ってしまえばそれまでなんだけど。

 

でも、それが実現できるかもしれないツールがあるんだよ、やってみなきゃ損じゃん。

 

 

 

 

 

 

家入氏の考えの中で、感銘を受けたのが、この一節。

 

” 最初のうちは会社に勤めながら夜、作業を進めていた。「退路を断つ」という言葉はなんだか美談のように扱われることもあるけれど、思考することを放棄した人が最終的にとる手法だと感じる。

その決意が周囲の心を動かすことはあるだろうし、僕も感動したりすることはあるけれど、退路を断たずともやれることはいっぱいあって、それを下準備もなしに「明日会社を辞めてこっちに専念します」というのは少し疑問だ。

そういう意味で小さく立ち上げることはとても大事だと思っていて、それは今でも変わらない。いや、昔よりも今の方が重要とすら思う”

 

なるほどなぁ、と。

何かことを成すには、誰か人を動かすためには、暴力的なほどの極端な行動が必要だと思っていた。何かをばっさり捨てて、何もないことで生まれる焦りをエネルギーに変えて突き進むべきだと思ってた。それも一つの方法なんだろうけど、違う方法をとってもいい。

 

とりあえず、小さくやってみればいいじゃん、って後押ししてもらえたように感じた。

 

だから、とりあえず小さくはじめてみようと思う。

 

 

 

ってことで、今の生き方に窮屈さを感じていたり、迷いがある人は一度読んで見る価値がありますよ。

 

では!

 

以上!

 

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