体に馴染む

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キーボードを弾いていて、ふと、新しい曲をやってみようと思う。新しいコード進行だったり、新しいバッキングだったり、少し成長できる種に出会う。最初はゆっくり弾いても間違えて、全然指が動いてくれない。頭で理解していないから体がついてこないのだろうか、それとも頭では理解していて、体がついてきてくれないのだろうか。だとしたら、俺の体はなんて生意気なやつなんだ。俺はこの肉体とともに26年間生きてきたのに、まだコントロールできていない。

 

いや、ただの練習不足で弾けてないだけなんだろうけど。

 

そんなこんなで何日かかけて指を動かしていると、だんだん、思ったように体が動いてくれるようになる。動きとイメージが体に馴染む、と言ったらいいのか。むしろ、体の方が先にいってしまっているような。頭で思う前に、指が楽譜を追っている。まるで逆に肉体が精神を動かしているような。

 

そうやって、新しいものを知って、新しいものが体に馴染むことで、喜びを感じれる。なんか、ちょっと成長できたって思える。

 

それを超えて練習を重ねると、もう、ほとんど何も考えなくても曲が弾けるようになる。体が覚えてる。覚えてるのは、頭なのかも、いや、両方なのか。

 

そんな万全にも思える状態で、バンドメンバーと、さあ、合わせてみよう、とキーボードに手を置いた瞬間、まるで自分の手じゃなくなったように感じる。肉体に裏切られる。久しぶりに合わせる緊張感なのか、本番が近づいている焦りなのか、はたまたもっと別な不安のせいなのか。よく分からない。ただ、体は勝手に動くし、勝手に動くかと思いきや、急に動かなくなったりする。頭は何も考えてない。考えると、また手が思ったように動かなくなる。肉体と精神が噛み合っていない。困った。

 

少し、脱線するけど、肉体と精神が噛み合ったときって、すこぶる楽しい。

 

チューバを吹いていて、なんか調子いいなって思う時があった。そのタイミングは健康で何か良いことがあってご機嫌なときにくるかというと、そうでもない。雨の日でも、お腹が痛いときでも、練習をサボった次の日でも、関係なく、よく分からないタイミングでくる。ただ、ちゃんとウォーミングアップした日にしかこない。調子が良い日は楽器が体の一部になったような感じで、イメージしたものがそのままポンっと表現できて、すごく気持ちいい。好きなだけ吐き散らかせる。何でも話せる友達の前で、気持ちよくリラックスして、好き放題話して楽しんでるような感じ。

 

調子ってどんなときに良いのかな。

運、なのか。肉体と精神が噛み合うのは運なのか。

 

この調子がいいって感じをうまくコントロールできないかな。楽器の演奏だけじゃなくて、普段の生活でも。なんか今日はいい感じ、って日にしたい。毎日。

 

 

まとまりませんが、

高橋央でした。

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