ハッとした内容〜フロム/愛するということ〜

こんばんは。

高橋央です。

本読んでて、ビビッときたところをまるっと引用〜。

いや、コピペ。

 

以下引用〜

 

フロイトによれば、利己的な人間はナルシシズム傾向がつよく、いわば自分の愛を他人から引き上げてしまい、自分自身に向けている。たしかに利己的な人は他人を愛することができないが、同時に、自分自身を愛することもできないのである。

利己主義をよりよく理解するためには、たとえば子どもをかまいすぎる母親に見られるような、他人にたいする貪欲な関心と比べてみればいい。そういう母親は、意識のうえでは、心から子どもを愛していると思いこんでいるが、じつは、関心の対象にたいして深く抑圧された憎悪を抱いている。彼女が子どもをかまいすぎるのは、子どもを愛しすぎているからではなく、子どもを全然愛することができず、それを償おうとしているのだ。

利己主義の性質に関するこの理論は、神経質症的な「非利己主義」にたいする精神分析の経験に裏付けられている。神経症のこの症候はかなり多くの人に見られる。ただし、彼らはふつう、直接この症候に苦しんでいるわけではなく、それと関連した他の症候、たとえば抑鬱、疲労、労働意欲の欠如、恋愛関係の失敗といった症候に悩まされている。非利己主義は「症候」とみなされていないだけでなく、そうした傾向をもつ人びとはしばしばこれを良い性格特徴として誇りに思っている。「非利己的な」人は「自分のためには何も欲しがらず」、「他人のためだけに生きて 」、自分自身を重要視していないことを誇りにしている。ところが、非利己的であるにもかかわらず幸福になれず、また、ごく親しい人びととの関係にも満足できないので、当惑している。

 

愛するということ/エーリッヒ・フロム/紀伊国屋書店/1991/p97-98

 

 

以前合コンで、
「愛ってなに?」って聞かれて、答え悩んだのがきっかけで買った本だけど、

ハッとさせられることが書いてあった。

読みやすくて、ためになるし、意識高い感じも出せるからオススメ〜

以上

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