毛根

こんにちは。

 

高橋央です。

 

 

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まずは、この一枚の絵を見て欲しい。

は?なにこれ?って感じでしょう。

 

これ、僕が中学二年生の時、クラスの自席机の側部に書かれていた落書きです。

 

正確には、記憶を元に僕が書いた絵ですが。

 

 

 

過去の先輩が書いたのか、クラスメイトの誰かが書いたのか知りません。気がついたらそこに書いてありました。それもわざわざ、皆からとてもよく見える位置に。

 

 

なぜか妙に鮮明に覚えていて、数ヶ月に一回くらい、ふとしたタイミングで思い出します。僕は今年で27歳になります。10年以上、この絵が忘れられない。

 

 

シャワー浴びながらとか、電車で考え事してる時とかにふと、思い出してしまう。

 

 

記憶の定着には、海馬に同じ刺激が三回加わることが重要だといいます。つまり、この13年間、何度も思い出しているので、ビャンビャンに定着してしまっています。もしや、死ぬまで忘れられないのかと、恐怖を感じます。

 

 

なんなんだ。この絵の強烈なインパクトというか、メッセージ性は。

 

 

14歳という、多感な年頃の少年が、毎日毎日この恥ずかしい落書きとともに過ごしていたことを想像してみて下さい。

 

 

当時僕は、割と勉強ができる方でして、今と打って変わって、真面目な学級委員長タイプでした。

 

よりにもよって、休み時間のたびにボール遊びしてるような、イケイケキャラの机じゃなくて、わざわざ真面目メガネの机を選ぶあたり、神様は残酷だと思う。変な趣味してる。

 

 

 

当時どのくらい真面目メガネたったかと言うと、頑張ってやっと「ちんこ」が言えるくらいでした。

 

 

下ネタはおろか、性に対してのあらゆる話題に対して異常な嫌悪感を持っておりまして、そのせいで女子と話すことすらままならない。

 

潔白でいようとした結果むしろ漆黒でした。ええ、中二病です。

 

 

そんな純粋を演じている僕の机の側部にそっと書かれていたこの毛根。

 

俺はなんて滑稽なんだ。

 

 

この絵、誰がどんな感情で、どんなシチュエーションで書いたんだろう。

 

 

仮にこれがちんことか、しょーもない下ネタだったら、とっくに忘れ去られてただろう。

 

毛根て。毛の部分もしっかり書いてるのに、毛根って。

 

 

絵描きはきっと、こんな風に誰かの記憶に残って、何か考えさせてるメッセージを生むために絵を描いてるんだろう。

だから、この毛根を書いた人は、絵描きを名乗っていいんじゃないだろうか。

13年越しにホームページに書かれるような絵を描いたんだから。

 

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